冬の大特集 森山直哉の世界 序
トラブルばっかり!!もう泣きそう!猫族です。
というわけで、スミマセン。お待たせしました。
冬の大特集
俺たちのトラウマ
森山直哉 death‼
●そもそも森山直哉氏って
↑伝説のムック「超獣伝説」誌のモデラ―&ライター紹介より。
これだけでは、全然どんな方なのかわからないですね。
おそらく、HJ誌の怪獣ガレージフリーク読者に、最も強烈な影響(トラウマと言った方が良いか)を与えたであろう模型ライターである。
その壮絶な改造作例は、多くの読者に羨望と、絶望を植え付けたといっても過言ではない。
HJを開き、おぉぉぉ!こんなモデルが出るのか!あったのか!と声をあげたときの、希望。
改造作例であるとわかったときの、絶望。
そして、その技術とセンスへの、羨望。
しかし、それでもこれが欲しい。
強烈なパッションに突き動かされ、同じ改造にチャレンジし、挫折し、自身の腕を呪う……。
これが、多くのHJ誌読者が味わった……恐怖と!戦慄の!森山直哉体験である。
このルート、やはりというか、なんというか…かなりの方が共有してるんですよ。
以前ツィッタ―で原新ゴジのことを少し書いたときに※、「挑戦しました」「あの作例は罪です」という方もおられたし、ヤフオクなんか見ていても明らかに「氏の作例を目指した」改造の完成品を見た記憶もございます。
第一、私もあの号のアレで、新ゴジを切り刻み始めたわけで。
当然、失敗したけどな。
↑コレね。絶望感から、キットではなく、自分の手首を切りそうになる。
さらっと自身の体験も述べましたが、これってスゲー事なんですよ。
本来ガレージキットというのは「同好の士が集まり」、「原型を造り」、「その複製品を、同じ感覚を共有するナカマに分け与える」という側面もあるわけです。
つまり、限りなく原型に近い状態のレプリカが良しとされている文化であり(より原型に近い)レジンキットが重宝される原因もここにあると思うんですね。
現代におけるガレージ文化の流れも基本的にはこの通りだと思います。
そのガレージ文化の発展に最も貢献した雑誌であるHJ誌。
その作例の中で、キットそのままより、「作例のこっちが欲しい」と思わせる凄さ、です。
さぁ、これから数回、あなたの目はあなたの体を離れ、この壮絶な作例群の中に入って行くのです……。
※現在ツィッタ―はお休み中。色々読みだすときりがなくて、原型がとまっちゃう。あと、使い方がよーわからん。