今日、どのサントラ聴く!?の巻-③
ワンフェス当選。
あと、俺に時間をくれ。猫です。
伊福部色々編!
その前に
●Welcome to Godzilla island! 補足
あれだけ「これはイイですよ!」と言いまくって裏付けもナシってのもなんだかなぁと思って、ちゃんと車から持ってきました。
持ってきたら、タイトル間違ってました。
横文字で「Welcome to Godzilla island!」です。洒落やがって……。
ちゃんと調べような、俺。
ね?面白い選曲でしょう。
ベーシックとはとても言えない選曲。でも確かにグルーブ感はある。
「総進撃」がOP~タイトルじゃなくて「首都防衛ミサイル戦」!
モスゴジ版ゴジラのテーマはコンビナートとB作戦の2曲!
反面、荒々しいキンゴジ版が割愛されているのが興味深いですね。
逆ゴジも面白いとこ持ってきてます。
最後のゴジラのテーマは変な歌入り。ここには要らない……かな。
●SF交響ファンタジー各盤
これも、「基本」です。特にこの演奏バージョンはもう基礎ゼミレベルでしょう。
演奏も、価格も、全てにおいて、ベーシック。
ジャケや+@を微妙に変えて、何度も再発されています。
〇よいところ
あまりにも買いやすい。どこでもいつでも買える(笑)。
1枚で、昭和期東宝関係がまるっと聴ける。
交響曲だから切れ目なし。
交響曲なのに、サントラみたいにトラックが切ってある(盤によってはないので注意)。
値段。
〇よくないところ
再発で粗製乱造されたジャケの中に、あまりにもドイヒーなセンスの盤もある。
交響曲だから切れ目なし。
あたりまえだけど、サントラではない。
……てところですかね。
「ŞF交響ファンタジー」は伊福部音楽史の中で、歴史的な意義ある曲です。曲として捉える分には素晴らしいものですよ。
ただ、売り方は(近年特に)東宝特撮ベストって感じです。
つまり買い手の中に
・サントラベストとして聴きたい。
・SF交響ファンタジーとして聴きたい。
という2つの立ち位置がある。
いや、何なら一個人の中にだってあるかもしれない。
ベストとして聴きたいという人は、hip-hopのミックステープに近い感覚で聴いてると思う(笑)
因みにこの盤は「和太鼓とオーケストラのための~」が収録されていて、これまた東宝特撮フレーバーな名曲ですし、良いものです。
あと、インストの読み物が面白い。
次は赤盤、青盤セットで紹介したいこれ。
●伊福部昭メロディアスコンパイル
これはイイ!流石vap!
ほとんどすべて一般映画の曲なのに、絶妙に特撮ファンの心を揺さぶるメロディが多い!
それらが1枚にギッシリずっしり詰まってます!
「せむしの子馬」とか、コツコツ集めてましたけど、もうこれ1枚でいいかもなぁ……とまで思います。最近の愛聴盤。
●東宝映画ミュージックファイル
……これもイイ!流石vap!
上記のようなコンセプトに加えて、やっぱり東宝特撮も入れてほしいなぁって贅沢な貴方にはピッタリ。
ただ、流石に2枚に別けられてます。
これまた最近の愛聴盤。
ジャケの良さは言うまでもなく。
●伊福部昭 作品集
20代のころってやっぱり勢いあるんで、上記SF交響ファンタジーやマーチ集のようなアゲアゲなのが良いんです。
しかし、そんな時期から幾星霜。
秋の夜長にシットリと音を楽しみつつ、じっくりとガレージキットを作りたい……そんな貴方には是非この盤を。
東宝特撮コンピではなく、伊福部昭の入門編コンピ盤と言えるでしょう。ただ、シットリしすぎてて、車で聴くには向いてません。
★三枚選ぼう
とまぁ駆け足で、紹介してきましたが、仮に今から昭和を感じられる景観にドライブ&ウォーキングをするとしましょうよ。
そこで、あえて選ぶなら…。
●ゴジラ オリジナルサウンドトラック
……で昭和を押さえ
●洋盤1984-1995
……でVSを押さえ
●メロディアスコンパイル
……で伊福部を押さえる!
これでどうだ!(何がだ)
おしまい。
次回、森山直哉の世界、再開!!